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ジョーティシュの学習を先に進める前に関連する重要語句を確認していきます。

インド星占術は根底にカルマの法則&理論があります。出生時のホロスコープはこのカルマの法則に従って前世のカルマをもとにグラハの位置が決定されます。また、今生のカルマの作用はその出生時のホロスコープの惑星によって決まります。

カルマとは単に「行い」という意味もありますが、行ったことに対しての「結果」、またその結果からさらに「行い」が生まれ、再び「結果」を繰り返す長い連鎖的な動きもカルマと言います。身体的な行為のほか、話すこと、思うこともすべて行為です。

グラハの位置は天文学・占星学で得ているデータを元に算出されます。そのため、私たちは天文学・占星学の知識についても学習する必要があります。これらの基礎を固めておくことで、今後の学習がスムーズになるでしょう。

(1)黄道 こうどう
スールヤパト सूर्यपथ
Ecliptic

名前の通り、スールヤは「太陽の」、パトは「道」という意味で、天球上の太陽の見かけ上の通り道のことを黄道と呼びます。黄道は360度の大円を描き、これは12に分割され、それぞれが30度づつあり、各々に名前が付けられています。12に分割された部分をラーシと呼びます。ラーシとは、「星座」とも言いますが、正確には一般的に言える「星座」ではなく、ここでは黄道十二星座(こうどうじゅうにせいざ/12 ecliptical constellations)とも言います。黄道を通る13星座のうち、へびつかい座を除いた12星座を言います。

 

(2)太陽系
サォーラマンダラ सौरमंडल 

Solar System

インド星占術での太陽系とは、ジョーティシュの書物で記述されているのは7つのグラハと2つのチャーヤー グラハ(छाया ग्रह)を含みます。7つのグラハとは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星で、太陽系の中で太陽が総轄者です。

チャーヤーグラハについては、チャーヤーとは「影」という意味で、ラーフケートゥのことです。英語ではShadow Planetsと言います。

黄道と、月が地球の周りを通る道(白道)の交差する2点のうち、降交点をケートゥ(月が太陽と地球の間)、昇交点をラーフ(月が太陽と最も離れた黄道との交差点)と呼びます。

ラーフ(राहु)は辞書に載っていますが、 私の所持するテキストではラーフー (राहू)と表記されています。同じく、ケートゥ(केतु )と辞書にありますが、テキストではケートゥー(केतू )と表記 されています。ここでは、今後はどちらでも使って良いことにします。

出生時のホロスコープ(ジャナム クンダリー)では、チャーヤーグラハ以外の7つの惑星がハウスの中でどこかしらの部屋の支配をしますが、チャーヤーグラハは支配しません。

 

(3)黄道帯一覧図
バチャクラ भचक्र
ラーシ チャクラ राशि चक्र
Zodiac

ヒンディ語ではバチャクラ、またはラーシ チャクラと言います。黄道の両サイドに9度の幅を持つ天体上の巨大な帯で、その中に12の星座を含みます。全部で360の円状の帯で、0度から30度の牡羊座から始まり、2つ目も同様に30度から60度の中に雄牛座があります。日本語で黄道帯一覧図、英語ではZodiacと言います。

地球上から見るとこのように感じられるでしょう、これらの星座は時計回りに回転しているかのように思えます。まず、地球には2つの回転があります。1つは360日をかけて太陽のまわりを1周する公転、それから、自らの軸を中心に24時間で1周する自転。自転によって昼夜を迎えます。地球の各場所で黄道上に現れる星座を見ることができます。

このバチャクラ(ラーシ チャクラ)について、2つの考えに支持者が分かれます。1つは、ラーシチャクラは不動不変にとどまっている、もう1つは、ラーシチャクラは動いている、という説です。

インドの星占術のシャーストラでは未来の陳述、鑑定の為にラーシチャクラは不動不変という立場を取っています。

 

(補足)日本語、ヒンディ語、英語の記載があるものを順に記載しています。

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