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黄道球
クラーンティ ヴリッタ(क्रांतिवृत्त / Ecliptic Sphere)

地球は太陽の周辺を公転している。

これは定説であるが、聖占術の書物・ジョーティシュ シャーストラにおいては、地球からの視点をもとに、日の出と日没は太陽が移動しているという視点で説いている。地動説が常識とされる現代においても、地球上からみて太陽が地球の周りを移動しているように感じられるのは昔も今も変わらない。

天動説の立場で見た太陽の通り道を太陽の道(सूर्य पथ スールヤ パト  रवि मार्ग ラヴィ マールグ)、また ラヴィ ヴリッタ(रवि वृत्त)などともいう。ラヴィは太陽、ヴリッタは円形や球体の意味を示す。

本来地球は回転軸が傾いており、2016年1月1日の観測では、23度26'4.17"(およそ23.5度) 軸を傾けていた。この軸に垂直なラインを設定し、これを赤道とし緯度はゼロとする。

それより北23.5度のところに蟹座(カルカकर्क)、南23.5度の部分にやぎ座(マカラ मकर)がある。これらもそれぞれ、軸と垂直にラインを引き、カルカ レーカー(कर्क रेखा )マカラ レーカー(मकर रेखा )と名付けている。(下図参照)

 

地球は太陽の四方を公転するのが通説であるが、太陽の通過が描いた軌跡を黄道球(クラーンティ ヴリッタ क्रांतिवृत्त  Ecliptic Sphere)とよぶ。上記に既述の通り、ヴリッタは円形や球体の意味を示すので黄道球と訳したのだが、黄道と同じである。

地球は中心軸が23.5度傾倒しているため、赤道も傾いて見えるのだが、黄道は赤道とは異なる道なので、赤道と黄道の交わる2点を持つ。

 

ジオイド(Geoid)

赤道の長さは推測40075kmで、地球は完全な球体ではなく、赤道部分が外側に膨らんでいる。赤道上の地球の直径(ヴィャーサव्यास diameter) は12749km。北極と南極を通る地球の直径は12713kmであるのに比して赤道上の直径はやや長くなる。

そのため、地球の形状は円形や卵形とは言わずにジオイド(Geoid)とよぶ。

完全な円から直線までの形状を測定した単位の表示法をウトケンドラター (उत्केन्द्रता eccentricity)とよぶ。地球がどれほど完全な円に近いかウトケンドラター式の数値で表すと、0.01671123である。これが0であるとき、完全な球体といえる。そして1であれば完全に平ら・平面、直線の形状という。

 

 ジオイドとは

国土交通省 国土地理院

http://www.gsi.go.jp/buturisokuchi/geoid.html

地球は、自転による遠心力の影響で、極(南北)方向に比べて赤道方向が少し膨らんだ地球楕円体*(半径比で約1/300)に近い形をしています。地球上のすべての物体には、地球の引力と自転による遠心力の二つを合わせた重力が働いています。水などの流体は、重力によって移動し、重力がつりあう場所に落ち着きます。

 水が重力だけを受けていると仮定すると、その水が地球の表面で落ち着いたときにつくる面を、測地学や地球物理学では、「重力の等ポテンシャル面」、測量分野では「水準面」と呼んでいます。この「水準面」は、すべての場所で重力の方向と直交します。川の水は重力の影響を受けて水準面の高い方から低い方へ流れます。このように、高さの高い、低いは「水準面」で決まっています。

 地球の表面の7割は海洋で覆われており、測地学では世界の海面の平均位置にもっとも近い「重力の等ポテンシャル面」を「ジオイド」と定め、これを地球の形状としています。日本では、東京湾平均海面を「ジオイド」と定め、標高の基準としています(離島を除く)。したがって、標高は「ジオイド」から測った高さになります。

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