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前回の続きで、今日はインド星占術の基本の4柱の残り2つの意味をおさえます。

前回のおさらい、4柱とは

1  星座  (ラーシ राशि 複数形 ラーシヤーンराशियाँ )(Signs)

2  ハウス (バーヴभाव/ガルघर/スターンस्थान)  (Houses)

3   惑星 (グラハग्रह) (planets)

4   惑星の状態・期間 (グラハ ダシャー ग्रह दशा )(Planetary Period)

でした。

今日は残りの

3   惑星 (グラハग्रह) (planets)

4   惑星の状態・期間 (グラハ ダシャー ग्रह दशा )(Planetary Period)

についてざっくり確認してみます。

3   惑星 (グラハ ग्रह) (planets)

グラハ(ग्रह)は英語ではplanets,日本語では「惑星」という言葉で使われます。注意しておくところは、インド星占術用語として「惑星」が示すものは、恒星である太陽、衛星の月、惑星の火星、水星、木星、金星、土星、ラーフとケートゥ(月の軌道と地球から見た太陽の軌道が交差する昇交点と降交点)をすべて「惑星」と呼ぶところです。またインド星占術では天王星、海王星、冥王星は使用しません。インド星占術が成立した当時、まだ発見されておらず、今もそのシステムが採用されているためです。

惑星(グラハ)は、人生の様々な局面で徴候を知らせる役割があります。グラハは自分の周期を利用してカルマ(今後起こる出来事)の暗示、徴候を増長させることができます。

例として、太陽は惑星(グラハ)の中でラージャー(王様)であり、これはリーダーシップの獲得、権威、高い地位、勇猛、気力、息子の出生などについて関与し、私たちに知らせます。

このようにして月の場合は、精神的強さ、母親、妻、女性全般、幸福などについて知らせます。

肉体については、太陽は、心臓、消化器、消化能力、血液、骨を表し、月は病気と闘う態度、肺、子宮とも関わりがあります。

また、惑星はそれ自身がハウスの中に居住(स्थिति スティティ)している場合と、支配(スワーミー)している場合とがあります。居住を支配について学習が進むに従い研究していきましょう。

 

ハウスの支配星と星座の定位置を覚えよう

「星座の定位置 と その記号」(表上)

「ハウスの支配星 と その記号」(表下)

上の2つの表を突き合わせてみると、太陽と月はただ1つの星座を支配しており、残りの火星、水星、木星、金星は2つづつの星座を支配しています。

2つづつ星座を支配しているうち、1つの星座は、その惑星にとってのムーラトリコーナ ラーシ(मूलत्रिकोण राशि)である。

参考にインド星占術師のウェブサイトや、インドの星占術スクールの講義をユーチューブ動画で幾つか見ましたところ、中級以上レベルの内容でした。手持ちのテキストは結構ぶっ飛ばしているようです^^;

ムーラトリコーナ ラーシ(मूलत्रिकोण राशि)は「グラハの影響をとりわけ集中させる」という作用があるようです。テキストではまだ詳しく書かれおらず、6章で学びますと書かれいてますので、今はテキスト内に書かれてある表を元に、日本語の表を作る程度にとどめておきます。

惑星

(グラハ ग्रह)

ムーラトリコーナ ラーシ

(मूलत्रिकोण राशि)

太陽

(スールヤ सूर्य)

獅子座

(シンハ सिंह)

 月

(チャンドラマー चंद्रमा)

蟹座

(カルカ कर्क)

火星

(マンガラ मंगल)

牡羊座

(メーシャ मेष )

水星

(ブダ बुध)

乙女座

(カニャー कन्या)

木星

(ブリハスパティ बृहस्पति)

射手座

(ダヌ धनु)

金星

(シュクラ शुक्र)

天秤座

(トゥラー तुला)

土星

(シャニ शनि)

水瓶座

(クンバ कुम्भ)

 

今日のところは、ヒンディ語読み、星座の定位置、支配惑星とそれぞれの記号を覚えておきます。

 

4   惑星の状態・期間 (グラハ ダシャー ग्रह दशा )(Planetary Period)

「ダシャー दशा」とは、「状態・期間」を意味し、英語訳の「Period」も「時代」のほか、「期間の一区切り、周期」との意味があります。惑星はそれぞれ持ち前の性質と力の作用によって、各々の状態、期間の中で影響し結果を見せます。これがどのようにいつ頃なのか導き出す方法を言うようです。

「ダシャー दशा」は日本語の星占術用語ではそのまま「ダシャー」という言葉で使われていたり、「惑星や星座を使った周期技法」「ホロスコープに出ている出来事がいつ現象化するのかを読み取る技法」と訳されているようです。

ダシャーの技法で最も認知度が高くよく使われるのがヴィンショータリー ダシャー(विंशोतरी दशा)です。

ジャータカ(जातक)や月のナクシャトラ(チャンドラマー キー ナクシャトラ चन्द्रमा की नक्षत्र)などいろんな用語が書かれてあるのですが、これも7章で学んでいきましょうとありますので、今はダシャーという言葉を耳に慣らしておく程度にしておきます。

次回は天体に関する基礎用語を中心に勉強のまとめノートをアップします。

 

 

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